2026年10月20日–
「前衛って何だ!?」
兵庫県立美術館 コレクション展Ⅱ(神戸)
「前衛」をテーマに、同館のコレクションから日本の前衛美術を紹介。会期前半(12月13日まで)は、2階展示室6でテーマに沿った日本画と書を展示。
展覧会の詳細Morita Shiryū
1912–1998
戦後、「書」を世界の現代美術へとひらいた書家。
森田子龍の遺族が運営する一般社団法人として、作品を守り、国内外の美術館・ギャラリーとともに伝えています。
森田子龍(1912–1998)は、兵庫県豊岡市に生まれた書家です。上田桑鳩に学び、戦後、「書」を同時代の芸術として問い直す運動の先頭に立ちました。
1951年に雑誌『墨美』を創刊。翌年には井上有一ら4人の書家と京都・龍安寺に集い、墨人会を結成します。『書の美』『墨美』の誌面では、ポロック、クライン、スーラージュら欧米の抽象画家を紹介し、書と抽象絵画が出会う場をつくりました。作品はニューヨーク近代美術館やサンパウロ・ビエンナーレなどで発表され、「書」は戦後の国際的な美術の動きのなかに位置づけられていきます。
森田は文字から離れることなく、筆の動きと余白が生む時間と空間を追い続けました。黒地に金色の筆跡が浮かぶ独自の技法「漆金」も、その探究のなかから生まれたものです。
「『東西の交流』は 私の仕事の重要テーマの第一」
所蔵作品の一覧(画像・寸法・来歴)は、お問い合わせいただいた方に個別にお送りしています。
作品リストを請求する2026年10月20日–
兵庫県立美術館 コレクション展Ⅱ(神戸)
「前衛」をテーマに、同館のコレクションから日本の前衛美術を紹介。会期前半(12月13日まで)は、2階展示室6でテーマに沿った日本画と書を展示。
展覧会の詳細2026年10月1日–15日
永井画廊(東京・銀座)
上田桑鳩、宇野雪村、森田子龍、井上有一の臨書と創作を並べ、書家にとっての「臨書」の意味を問う。森田は《臨建中告身帖》(1984年)と《舞》(1969年)を出品。10月3日に対談。
展覧会の詳細2026年9月25日
プレオープン
TOYOOKA1925(兵庫県豊岡市)
豊岡市が所蔵する森田子龍の未公開作品と遺品を、故郷・豊岡で紹介するギャラリー。国の文化財である元銀行の名建築を生かしたホテルの2階にある。
ギャラリーの詳細2026年5月30日–7月4日
2024年3月16日–5月19日
兵庫県立美術館(神戸)
1950年代から交流のあったフランスの画家ピエール・スーラージュとの二人展。森田の作品約30点が、約30年ぶりに一堂に会した。
展覧会レポート(Tokyo Art Beat)2020年
Eugenia Bogdanova-Kummer 著 Brill(ライデン、ボストン) 英語、193頁
戦後日本の書の歴史を主題とする、英語による初めての本です。1952年に京都で森田子龍ら5人の書家が結成した墨人会を軸に、書が戦後の国際的な前衛美術のなかで担った役割を描いています。
戦後の抽象美術をめぐる国際的な交流は、これまで主に、欧米の抽象画家と、具体美術協会に代表される日本の抽象画家とのあいだのものとして論じられてきました。本書は、この交流が実は三者の構造をもち、書家も対等な参加者であったことを論じます。当時は明らかだったこの事実は、のちにすっかり見えなくなっていました。
さらに、ヨーロッパ中心のモダニズムとは「測り合えない」、海外には「伝わらない」とされた書が、戦後初期の数十年のあいだに視覚芸術の捉え方そのものを変え、その地平を押し広げていった過程をたどります。
出版社のページ(Brill)美術館・ギャラリーの皆さまへ
作品の譲渡、展覧会への貸出、調査研究や出版での協働について、ご相談を承ります。日本語と英語で対応いたします。
contact@shiryumorita.org